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ビジョン


社是

COMPANY PHILOSOPHY

創造する楽しみ、貢献する喜び
私たちは、創造という新たな価値を創りだし、
それによって誰かに貢献出来る「仕事」を
楽しみます。
そして、その仕事によって
誰かが喜んでくれることを共に喜びます。

創造(creation)とは、いままでになかった新しい価値を創り出すことを言いますが、これは地球上に生存する生き物のうち唯一「人間」だけが出来る業です。それは何かを創るという行為に楽しさや喜びを感じられる人間だからこそ出来る行為なのだと思います。
創造活動は原始時代、私たちの祖先が木や石などを使った道具を創りだしたところから始まり、200万年以上の永い時間と、多くの先人たちの想像力と実現努力の積み重ねの結果、現代の私たちは快適な衣食住はもとより、世界的なネットワークシステムと物流網に支えられた情報や商品の入手から、娯楽、サービスまで、高度な文明社会の恩恵を享受することができています。
「自然」と呼ばれるもの以外で、私たちの周りに存在するものすべてが、誰かが「創り出した価値」の結果だといえるでしょう。

一方、貢献(contribution)とは、なにかのために力を尽くして寄与することをいいます。
自分の持っている時間や労力を使い、新しい価値を産み出す創造を通して、自分以外の誰かの利益や利便、幸せや喜びのために貢献する。それこそが真に「仕事」と呼ばれるべきものでしょう。
人間には「働くことでしか得られない幸せがある」と思います。
つまり人間には自分自身のためだけでなく、自分以外の誰かのために役立ちたいという善意と愛情とによってなせる思いが根源的にあり、それをすることが自分自身をも幸せにすると思うのです。

人生や寿命など、つまり人の命(いのち)とは、その人が生まれてから死ぬまでに持っている時間だともいえます。
であれば、生きている間にどれだけの「創造」と「貢献」が出来るのか。
人の偉さとは、地位や肩書ではなく「いかに世の中に貢献したのか」で決まるのだと思います。
会社の偉さも同様でしょう。

私たちは「人間」として生まれてきたことに感謝しつつ、新しい価値を生み出す「創造」によって、この世界をより良く前進させているのだという自負を持ちそれを楽しみ、「創造」を通しての「貢献」が、誰かを幸せにし、喜んでもらえることを共に喜びたいと思います。

指針となる価値観(厳守する原則と約束)

CORE VALUE

私たちは仕事を楽しむ
私たちは、世の中や人の幸せに貢献するために新しい価値を生み出す「仕事」を楽しむ。
たとえその挑戦や過程が困難であったとしても、チャレンジ精神を発揮し、根気強く真剣に取り組み、やり抜いた仕事は、世の中に新たな価値を生み出すだけでなく、自身の成長と誇り、喜び、満足につながる。

私たちは人間を尊重する
私たちは、人の限りない能力を信じ、人を生かす。愛情をもった目で人間という生き物の理解に努め、相手(ユーザー、顧客、仲間、関係者)を思いやり尊重し、人間中心設計というデザイン思想と高いホスピタリティのもと、利便と利益、心地よさを創出する。

私たちは誠実である
私たちは、正直、親切、誠実、謙虚、勤勉であり、信頼や期待を裏切ることはない。怠惰や傲慢、ずるや不正、利己的、皮肉、斜に構えた態度などは許されない。ルールを遵守し礼節を重んじ真摯かつ峻厳な姿勢で仕事に取り組むが、厳しさに裏打ちされた優しさとあたたかさを併せ持つ。

私たちは常に改善しタフに前進する
私たちは、現状に満足しない。現状に留まることは後退と同義であると理解し、いまよりもさらによくするために考え、常に創意工夫と試行錯誤をし、改善を行う。失敗とは上手くいかない方法の発見だと前向きに受止め学び反省する。タフに前進し、山を上り、最適進化と成長を続ける。環境変化への適応は当然であり、その先の未来を自ら創るために努力する。

私たちはユニークである
私たちは、他のどの会社とも似ていない。ものごとを整理整頓し、原理原則や本質を見極める目と、歴史や優れたものから謙虚に学ぶ姿勢をもつが、違うやり方や新しい考えを試し、新たな地を開拓する。強い責任感と自律心の上に成り立つ愉快で自由闊達な風土と、信頼に応え、期待される以上の機能や性能、成果を担保した上でのユーモアや遊び心を大切にする。

私たちの存在意義

OUR PURPOSE

私たちは偉大で素晴らしいものを
つくるために存在している

私たちは、最高のチームをつくり、最高の製品とサービスをつくり、最高のユーザー体験や最高の顧客関係など、いままでになかった偉大で素晴らしいものをつくりだすために存在している。
最高のものとは、単に機能や効果、効率、成績などの数値的なスペックやデータといった科学的、技術的な性能のよさだけをいうのではなく、人間が本来持っている真実や善意、美や愛情などへの思いと、人やものとの信頼や関係性の上に立脚した、楽しさや耽美、気分や心地のよさなどという芸術的、感覚的な官能性能によって為される喜びや感動、満足の高さを併せ持ったもののことをいう。

「アーティス」という社名の由来

私たちの使命

OUR MISSION

使いやすい ITと
上手なコミュニケーションで
笑顔をふやす

「誰かと誰か」「誰かと何か」を有意義に
心地よく効果的につなぐ
ITとコミュニケーションデザインの世界で、
卓越した会社になる

私たちは、ICT(情報とコミュニケーションのテクノロジー)分野における卓越したデジタル技術と、人がアナログな存在であることを踏まえた人間中心設計というデザイン思想との融和の基、情報の効率的、効果的な流通や運用の支援を行うコミュニケーションデザイン企業として、人が心地よく、よりよい人生をおくることができる社会の実現に寄与します。

そのために、私たちが提供する製品やサービスを、より高性能で使い心地がよいものへと磨き上げ、あるいは新たなものを創りだし、できる限り多くの人たちに愛用されるように努め、お客さまや利用される方々が幸せで楽しい仕事や人生をおくられるようにしていきます。

また、私たち社員は、愛情を持ったまなざしで人間という生き物の理解に努め、深い洞察力で本質を追究し、専門性を日々進化向上させ成長し、自分の持てる力を存分に発揮するという矜持と、それをもって自分以外の誰かに貢献できる喜びとを通して、楽しさとやりがい、幸せを実感します。

それらを通して培われた私たち社員と会社は、数多くの卓越した仕事を成し遂げ、2039年までにコミュニケーションデザインの世界で名前を知られる大きな存在となり、お客さまや社会から強く必要とされ、愛され、同業者や競合会社からさえも一目置かれ、尊敬される存在となっています。

行動指針

BEHAVIORAL GUIDELINES

  1. 一流の仕事を志向し、誇りを持って猛烈に働き、働くことを楽しむ
  2. 今日一日を大切に精一杯生き、仕事をし、昨日の自分よりも確実に成長する
  3. 仕事は待たない、自分で作る
  4. いかにすれば可能かを語る。なぜ不可能なのかを語る必要はない
  5. すべてにおいてスピードを重視する。まずはやってみることで見えてくるものがある
  6. 事実や数字に基づき思考し、最適な手法を用い正確なコミュニケーションを行う
  7. 礼節を重んじ、正直、親切、誠実であることを大切にする
  8. 知的好奇心を尊び、ユーモアやウィット、遊び心を大切にする
  9. 人にやさしく、明るく朗らかに笑顔で接する
  10. One for all. All for one. 一人はそれぞれの責任を果たすとともに、みんなのために頑張ることで最高のチームにし、みんな(チーム全員)で一つの目的(ビジョンの実現)を達成する

※行動指針の補足

「5.すべてにおいてスピードを重視する。まずはやってみることで見えてくるものがある」についての補足

スピードの表現には「早い」と「速い」があるが、まずは着手までのスピードを早くする。
やってみることで初めてそれがどういうものなのかが推測ではなく実体験として分かり、課題も見えてくる。逆に言えばやってみなければ分からないことが多い。
早くやることで機会を逃さずにすむし、早く失敗し反省し改善することも出来る。私たちの会社は「やらまいか(まずはとにかくやってみようの意)」精神が息づく遠州の地で創業された。

一方、取組み始めたら、それをどのようにしたら「速く」できるかを考え試行錯誤する。
1時間かかる仕事をどうやったら50分で出来るか、あるいは5分でやれる方法がないだろうかを考えやってみる。時間と競争し、どれだけ早くできるのかに挑戦する。
そこにこそ知性を持つ人間ならではの工夫と成長がある。
「10.One for all. All for one.」についての補足

この言葉は古くは古代ゲルマン人の、航海をともにする仲間との助け合いの精神を示す合い言葉に由来すると言われており、中世から近代においては、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味で、保険や共済の相互扶助の精神を表す用語として使われたりもしていたようだ。

しかし、この言葉を有名にしたのは、やはりラグビーの精神を表す言葉としての使われかたであろう。
ただ、ラグビーの精神として使われる場合の「All for one.」の「one」は「一人」ではなく「一つの目的」つまり「勝利」のことを指している。
ラグビーではポジションごとに求められるプレーや役割が明確で、身体が大きく力が強い選手や、俊敏で足の速い選手など、個々がそれぞれのポジションで役割を果たす一方、自分のポジションを超えて仲間をフォローしたりミスをカバーしたりする有機的かつ機動的な行動により、チーム全員で勝利を掴みに行くチームプレーを最上としている。
アーティスが重視するのもこのチームプレーである。一人では出来ないことを仲間と一緒にみんなで実現するのが会社という組織の存在意義だからだ。
みんな(チーム)でミッションの達成をするという思いを込めている。

健康経営

HEALTH

宣言
アーティスでは「仕事を含めた人生を楽しむ」ことを目標の一つに掲げています。
「仕事」も「人生」も存分に楽しむためには、心身共に健康であることが大切です。
アーティスは、一人一人の社員が健康でいきいきと働くことが出来る環境を整備し、社員の幸福な人生と会社の永続的な発展を実現していきます。
主な取り組み
  1. ⼀般定期健康診断の100%受診
  2. ストレスチェックの実施
  3. 健康に関する情報の提供
  4. 社員個々が設定する健康目標の実行支援
  5. 社外(社内は完全禁煙)での喫煙率低減
  6. 食生活改善に関する適宜指導やアドバイス
  7. 整理整頓され清潔な執務環境の整備

健康経営優良法人2024

アーティスは、経済産業省と日本健康会議が実施する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」に認定されました。

健康経営優良法人2024


なぜ、ドメインが asobou.co.jp
(遊ぼう)なの?

PLAY JOB !

アーティスの会社サイトのドメイン名は asobou.co.jp です。
その読み方の通り 遊ぼう という意味です。
会社とは仕事をするところであるはずなのに、なぜ遊ぶこと奨励するようなドメインなのか。
わたしたちは、仕事とは自分の持てる力を、お客様や社会のために役立てることだと考えています。
社是に掲げている「創造する楽しみ、貢献する喜び」の通り、相手の役に立ち喜ばれることを自分たちも喜び、その役に立つ仕事を創り出し行うことを楽しみたいと思います。
とはいえ、仕事には苦しいことや困難なこと、面倒なこと、大変なことなど、たくさんあるのも事実です。

一方、遊びは、純粋に楽しいものです。
夢中になって、日が暮れて真っ暗になるまで遊んだ日々の記憶がある方も多いと思います。
好奇心を発揮し、新しい遊びを考えたり、見つけたり、あるいは既存の遊びに自分たちのルールを加えて面白くしたりと、実にクリエイティブです。
また、競い合いの要素のある遊びでは、どうやったら勝てるのか、強くなれるのかを考え、工夫し、練習なども喜々として行ったりするものです。

一般的には、仕事と遊びは、正反対に位置するもののように考えられているようです。
しかし仕事であっても、時間のかかる作業を効率化する方法を考えたり、よりよい仕事をするための工夫をしたりして、それが上手くいくと楽しいですよね。
また、難しい仕事を、苦労の末、成し遂げることで味わえる爽快感や達成感などは、ゲームなどの遊びと似ているようにも思えます。
さらには、自分の持てる力や情熱を注ぎ込んだ仕事が、世の中の役に立っている喜びや満足感は、ほかに代えがたい楽しみです。
仕事を楽しみ、没頭している状態とは、実は遊んで楽しんでいるのととても近いのではないでしょうか。

ルーチンに従って出来るような単純単調な作業や創造性のない仕事は、近い将来、AI(人工知能)やロボットに置き換えられていくでしょう。
ただ、AIやロボットには、仕事を「楽しむ」という「感情」を持つことは出来ないだろうと思います。
わたしたちは「仕事を楽しむことが出来る」という、人間ならではの特権を享受したいと考えます。

人間としてこの世に生まれてきた意味が、自分自身が楽しむことと、自分が関わる人たちに良い影響を与えられるようにすることにあるのだとしたら、世の中の役に立つ「仕事」を楽しめることはどんなに素晴らしいことでしょうか。
仕事とは、人生の中でも大きなウェイトを持ち、自分の存在意義であるとも言えますから、仕事を楽しめるということは人生を楽しむことにもなると思います。

夢中になって遊ぶことと同じように、仕事に没頭し、自分の持てる力を世の中のために役立てられることを喜び、楽しみたいと思います。

株式会社アーティス
代表取締役 池谷義紀