SEO対策についてよくある質問をまとめてみました!(ディスクリプション・コンテンツ・被リンクについて)
Webサイト制作において、SEO(検索エンジン最適化)は切っても切り離せない施策です。Webサイト制作中にお客さまからSEOについて質問を頂くことがたくさんあります。
そこで今回は、お客さまからいただく質問の中で特に多かった下記3つのご質問と、それに対する回答をご紹介します。
INDEX
【質問1】ディスクリプション設定の有無、またはその内容によって、検索結果の表示順位に影響しますか?
過去にはディスクリプションの有無やその内容によって検索順位に影響があった時代もありましたが、今現在においてはディスクリプションの有無やその内容が直接順位に影響することはないとされています。
しかし、影響しないからといって設定しなくても良いわけではありません。なぜならば、ディスクリプションの設定をすることでクリック率アップに繋がる可能性があるからです。
なぜディスクリプションがクリック率アップに繋がるの?
ディスクリプションとは、ページの概要や要約を表すテキストです。下記画像のように検索結果に表示されることがあります。
上記のようにページの内容に合った説明文が表示されることで、ユーザーは「このページにはどんな内容が記載されているのか」「自分の求めている情報に合っているのか」を検索結果画面で判断することができます。
ユーザーニーズに合った適切なディスクリプション(ページの要約文)を設定することで検索結果画面の表示が改善され、ユーザーの興味関心を引き、クリック率アップに繋げることができるのです。
注※ ディスクリプションの内容が不適切と判断された場合、設定したディスクリプションが検索結果に表示されないことがあります。
クリック率が上がれば、より多くのユーザーを検索エンジンから集客することができますので、ディスクリプションの内容をしっかり検討して設定することはとても大切です。
また、ディスクリプションの設定はGoogleも推奨しています。
【質問2】SEOでは文字数の多いコンテンツが有利ですか?
結論から申し上げますと、文字数が多いから検索エンジンの評価が高くなるような「文字数と検索順位の直接的な因果関係は無い」とされています。
しかし、文字数が多いコンテンツが検索順位の上位を占めているのも事実です。文字数と検索順位には相関があるのです。
なぜそのような現象が起こっているのか解説します。
文字数とSEOの関係
Googleは「ユーザーに有益で質の高いコンテンツ」を評価します。
ユーザーに有益な情報というのはつまり、ユーザーのニーズを満たす情報ということです。ユーザーニーズを満たすためには、正確で分かりやすいコンテンツであることはもちろん、相応の情報量が必要になります。
相応の情報量を提供するとなると、文字数が多くなってしまうのは自然ですよね。
これにより、文字数と検索順位に因果関係があるように見えているのです。
何度も言いますが、重要なのは「文字数」ではなく、ユーザーニーズを考慮した網羅性のある質の高いコンテンツを提供することです。
こういったコンテンツ作成を意識することでユーザーやGoogleから評価を得ることができます。
質の高いコンテンツについての評価基準はGoogleが公式で言及していますので、チェックしてみてください。
【質問3】被リンクの多さはSEOに関係ありますか?
SEOにおいて被リンクの獲得は重要です。しかし、ただ被リンクの数を増やしただけでは意味がありません。
Googleが推奨する「良質な被リンク」を増やすことが、SEOにおいて重要な施策となります。
良質な被リンクとは?
まず被リンクとは、外部のWebサイトから自分のWebサイトに向けて設置されたリンクのことをいいます。
自分のWebサイトが紹介されたり、引用元・出展元として記載されたりする場合に、被リンクが発生します。
先ほども説明しましたが、被リンクによるSEO効果で重要なのが「良質な被リンクの数」です。
「良質」というところがポイントで、被リンクには「質の良い被リンク」と「質の悪い被リンク」が存在します。
質の良い被リンク | 質の悪い被リンク |
---|---|
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質の悪いリンクを大量に受けるとGoogleから悪質とみなされペナルティの対象となる可能性があります。
良質な被リンクが増えるWebサイトにするために大切なことは、ユーザーから共感を得られる情報やユーザーのためになる情報を発信することです。被リンクの数にこだわるのではなく、常にユーザーニーズに寄り添ったWebサイトを創り上げていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はSEOについての質問で多かった内容をまとめてみました。
この3つの項目を通して言えることは、ユーザーニーズや利便性を考え、情報発信・運営することがSEO対策で最も重要だということです。
まずはユーザーファーストを念頭に、ご自身のWebサイトを見直してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
- 高校時代に1年間のメキシコ留学経験を経て、関東の大学で国際文化と多言語について学ぶ。アーティスへwebディレクターとして入社後は、webユーザビリティを学びながら大学・病院サイトを始め、コーポレートサイトのディレクション・企画業務に携わっている。
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