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【Googleアナリティクス4】webサイトへの海外からのアクセス状況や検索キーワードを調べる方法

突然ですが、自サイトに海外からどのくらいのアクセスがあるのか知りたくはありませんか?
Google アナリティクス 4(以下GA4)では、国内だけでなく、海外からのアクセス状況も調べることができます。

海外に拠点があったり、これから海外へ市場を展開していこうと考えていたりする方は、今回ご紹介する記事をぜひ参考にしてみてください。
どの程度、海外から需要があるのか、認知されているのかを調べるひとつの方法になるかと思います。

この記事について

このような方におすすめ

今回の記事で紹介する内容は、以下のような方におすすめです。

  • 海外からのアクセス概要を知りたい
  • 国別に、サイトの表示回数、ページアクセスランキングを知りたい
  • 特定のページに対して、どの国のアクセスが多いのか知りたい
  • 国ごとの検索キーワードランキングを知りたい

ご紹介する主な内容

GA4で以下の内容を調べることができます。実際の調べ方を次章より紹介していきます。

  • サイト全体に対する国別の一般的なアクセス状況(ユーザー数、エンゲージメント率など)
  • 特定のページに対する国別のアクセス状況(ユーザー数、エンゲージメント率など)
  • 国別の検索キーワードランキング
  • 国別のページアクセス数ランキング

サイト全体に対する国別の一般的なアクセス状況

この調べ方は、ご存知の方も多いかもしれません。手慣らしだと思って確認してみてください。

「①レポート > ②ユーザー属性 > ③ユーザー属性の詳細」の順で選択すると、サイト全体に対しての国別アクセス状況を確認することができます。

ここでは、一般的なアクセス状況である以下の内容を調べることができます。

  • アクティブユーザー数
  • 新規ユーザー数
  • セッション数
  • エンゲージメント率 など

さらに、上記画像の④の「+」を押下し、言語や地域、市区町村なども合わせて絞り込むことができます。

下記の画像では、国と合わせて、言語でも絞りこんでいます。

国だけでなく、言語や地域まで絞り込むことができます。そのため、海外や国という大きな枠から、エリアや使用言語に伴う大体のバックグラウンドなどの細かい部分まで、より詳しいターゲットを調べるために役に立ちそうです。

特定のページに対する国別のアクセス状況

次に、サイト全体に対するアクセスではなく、特定のページに対してのアクセス状況を調べる方法をご紹介します。

この調査により、例えば、自サイト内に多言語対応ページがある場合、本当に海外からのアクセスがあるのか、どの国からのアクセスが多いのかを調べるのに役立ちます。

操作方法は以下の通りです。

①探索 > ②自由形式の順で選択し、希望の期間を設定

“ディメンション”の右横にある「+」を押下し、「ページパスとスクリーンクラス」を選択

“指標”の右横にある「+」を押下し、「表示回数」を選択

“行”に「国」、“値”に「表示回数」を設定

“フィルタ”に「ページパスとスクリーンクラス」を設定し、条件を「含む」で選択、対象ページのディレクトリを入力

ここでは、サイト内に英語ページ(ディレクトリ:english)があるケースを想定し、「/english/」の文字列を入力しています。

このように設定をすることで、特定のページに対する国別のアクセス数(表示回数)を調べることができます。今回は表示回数のみ設定しましたが、その他にもアクティブユーザー数やセッション数、エンゲージメント率を指標から選択して設定することで、一度に合わせて調べることも可能です。

国別の検索キーワードランキング

続いては、国別の検索キーワードランキングを調べる方法をご案内します。
日本と海外とで、ワードチョイスが異なる可能性もありますので、海外からのニーズを調べる一つの判断材料となるかと思います。

キーワードのランキングを調べるためには、Google Search ConsoleをGA4と連携しておく必要があります。Google Search Consoleの概要と連携方法については、以下のサイトをご参照ください。

Search Console を Google アナリティクスに接続する

連携後は、下記の順序で調べることができます。今回は、例としてアメリカの検索キーワードランキングを調べてみます。

①レポート > ② Search Console > ③クエリ の順で選択のうえ、希望の期間を設定

「比較対象を追加 +」を押下し、新規作成を選択

“ディメンション”に「国」、“マッチタイプ”に「完全一致」、“値”に希望の「国」(今回はアメリカ)を選択し、適用を押下

そうすると、以下画像のように、「すべてのユーザー(青)」と「アメリカ(オレンジ)」とで比較したランキングとなります。

今回は、アメリカだけのランキングを知りたいため、「すべてのユーザー」を削除します。これでアメリカだけの検索キーワードランキングを知ることができます。

また、何カ国かまたいで比較することも可能ですので、特定の大陸やエリアの国で絞って調べてみることも可能です。

国別のページアクセス数ランキング

最後に、国別のページアクセス数について調べる方法をご案内します。
日本からは、このページがアクセス上位だけど、海外からは別のページへアクセスが多いなど、意外な発見が見つけられるかもしれません。

GA4は以下の順序で設定していきます。

①レポート > ②エンゲージメント(ライフサイクル) > ③ページとスクリーンの順で選択

ここからの設定方法は、先述した国別の検索キーワードランキングの「比較対象を追加 +」を押下し、新規作成を選択 から同じ手順となります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

海外から自サイトに対して、どのようなニーズがあるのか調べるための方法をいくつかご紹介しました。皆様のサイトでも、どのような数字が出てくるのか、ぜひ調べてみてください。

この記事を書いた人

森下千尋
森下千尋
大学在学中、カナダのオーロラツアー会社でレセプション業務を経験。その後、東京の旅行会社にてオペレーターやプロジェクトマネージャーなどの幅広い職種経験を経て、アーティスへUターン転職。Webディレクターとして、大学や病院サイト、コーポレートサイトのディレクション・企画業務に携わっている。
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