需要が高まるドライブレコーダーの購入を検討してみた(主な機能や用途)
今、ドライブレコーダーを購入する人が増えている
市場調査を行うGfkジャパン(東京都中野区)が2017年3月に発表した「2016年のドライブレコーダーの販売動向」によると、2016年の国内におけるドライブレコーダー販売台数は前年比29%増の79万台。3年間で3倍に増えているそうです。
ドライブレコーダーへの興味が高まった大きな要因として「SNS」が挙げられます。ドライブレコーダーで撮影された危険運転などの映像をSNSによって拡散するユーザーが増え、それを見た人が、万が一の時に備えて購入するというケースが増えていることが考えられます。
さらに、昔と比べて低価格の商品が増えてきたことも、昨今の人気に一役買っています。
ドライブレコーダーの主な機能
ドライブレコーダーとは、自動車に搭載して走行中の状況を映像で記録する装置です。昔は衝撃を感知した時に録画を開始するタイプ(イベント記録)が主流でしたが、現在は走行中常に録画をしている「常時録画」が主流となっています。
最近では、常時録画以外にも様々な便利な機能がついたドライブレコーダーがあります。
運転支援機能
最近の車には、前の車と衝突しそうになると警告音を鳴らす運転支援システムがついていますが、ドライブレコーダーでも同様の機能がついたものがあります。運転が不安な人にはかなり役立つ機能です。
GPS機能
GPS機能があることで、映像がいつどこで録られたものかを正確に記録することができるようになります。
また、Googleマップと連携して地図上で走行ルートを確認することも可能です。
静止画撮影機能
映像以外にも静止画の撮影・保存といった機能もついています。
カーナビ連動機能
カーナビと連動してドライブレコーダーを操作できるタイプもでてきました。
カーナビと連動できることで、撮影した映像をすぐに確認できる点や、レコーダーに装備されたモニターよりも大きな画面で操作できることが魅力です。
上記のように様々な機能がついた製品が増えてきています。かなり使い勝手がよく、便利になっているようです。
ドライブレコーダーは実際役に立つのか?
様々な機能がついていることはご説明させていただきました。ただ、ドライブレコーダーは実際役に立つの?と思われている方もいらっしゃるかと思います。調べてみた結果、ドライブレコーダーはかなり役に立ってくれそうです。その理由をいくつかご紹介します。
1. 事故の際、自分を守る証拠になる
やはりこの点が一番のメリットになるかと思います。事故にあったが、明らかに相手側の運転に非があった。このような場合、ドライブレコーダーで映像を記録しておけば自分の立場を守る強い味方になってくれます。証拠となる映像の有無が、自身の過失割合に大きく関わってきます。
2. 安全意識の向上につながる
事故の映像やヒヤリハット(重大な災害や事故には至らなかったものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例)を見直すことで、ドライバーの安全意識の向上が期待できます。
3. 純粋にドライブ時の風景を残して楽しむ
万が一の場合に備えるだけではなく、純粋にドライブの風景を記録し楽しむことができます。ドライブ好きな人であれば、この点をメインの目的として買う人も多いようです。
まとめ
今のドライブレコーダーには様々な機能がついていて、価格、利用目的に合わせて選ぶことができるようになっています。事故にあった時以外にも様々な活用方法があります。デメリットとして自分に不利な映像も記録されるという点がありますが、裁判では自分が不利になる証拠を提出する義務まではないようです。
前から興味があったドライブレコーダーについて調べてみると、かなりメリットが多いことが分かりました。財布と相談しながら、購入を前向きに検討してみようかと思っております。
この記事を書いた人
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