面白い方が勝ち!?SNSで話題の「ひらがなポーカー」で遊んでみた
少し落ち着いたようですがNintendo Switchの売れ行きはすごいですね。任天堂は2018年3月までに累計で1300万台の販売台数を予想しているそうです。「家でも外でも一人でもみんなでも楽しめる」そんなコンセプトが人気の理由だと思いますが、アラフォーの私は昔懐かしいアナログなカードゲームやボードゲームが好きで、今でもたまに楽しんでいます。
なにか面白そうなアナログゲームがないか探していたところ「ひらがなポーカー」なるのものを見つけました。
ひらがなポーカーとは
Twitterユーザーのシエさんが発案したゲームで「ひらがなの書かれたカードをプレイヤーに5枚配り、最大2回カードを交換しながら、ひらがなを並び替えて一番面白い言葉を作った人が勝ち」というシンプルなルール。
ルールがシンプルなゆえに、最初は面白いのかどうか判断がつきませんでしたが、シエさんが一発で「や」「く」「み」「つ」「る」をそろえたという記事に衝撃を受け、どうしてもやってみたくなりました。
たまに『ひらがなポーカー』というのをやるんですけど、これはひらがなを一文字ずつ書いた紙(カード)を用意して、ポーカーと同じように5枚ずつ配り、一番おもしろい言葉を作った人が勝ちというものなんですけど、カード交換なしの一発目で『やくみつる』が揃ったときは場が騒然としましたね。
— シエ (@s_sh) November 7, 2015
ひらがなポーカーを購入
ひらがなポーカーは、発案者のシエさんが投稿したツイートを見て興味を持ったユーザー達が思い思いにカードを自作して遊んでいたそうですが、「本気でひらがなポーカーを作る!」という熱い想いを持ったユーザーがクラウドファンディングで資金を集め、2016年に製品化を成し遂げました。
面白い方が勝ち!? SNSで話題の「ひらがなポーカー」を本気で作りたい!
残念ながらすでに募集は終了していましたが、オフィシャルサイトから購入可能で無事、手に入れることができました。
パッケージ・カードのこだわりがすごい
オフィシャルサイトでクオリティの高さはわかっていましたが、実際に見て触ってみると、そのこだわりようは半端じゃありません。
パッケージはひらがなをモチーフとしたデザインがとても凝っていますし、カードもペラペラの紙製ではなく、トランプを制作しているメーカーの協力を得て、トランプ専用紙を採用するこだわりよう。いつも形から入ってしまう私の所有欲を十分に満たしてくれるクオリティです。
実際に遊んでみた
妻に勝負を申込み、快く受けてくれましたので、知人からいただいた巌邑堂の栗ようかんをかけて勝負をすることになりました。
この栗ようかんは今しか食べられない逸品で是が非でも勝ちたいところ。
「3戦して2勝したほうが勝ち、時間の関係上カードのチェンジは1回まで」というルールで勝負開始です。
1回戦
5枚ずつカードを配り、手札を確認します。
シエさんの「や」「く」「み」「つ」「る」並みの強カードが来ることを祈りましたが、結果は・・・・
「ゆ」「つ」「ん」「を」「の」
うーん、これは厳しい。「を」と「ん」がある時点でかなり言葉の選択肢が狭まります。
頭をフル回転していると、いつもお世話になっているアレが頭に浮かびました。
種類の豊富さやパキっとタレで人気の納豆、ミツカン「金のつぶ」!
「ゆ」「ん」「の」「つ」「を」と並べ替えて、「ゆ」と「を」をチェンジし、「き」と「ふ」を引き当てれば完成します。
正直、相当低い確率ですが、ビキナーズラックという言葉もありますし、もうそれ以外浮かばないので強硬突破です。
結果は・・・
「き」「ん」「の」「つ」「ま」
惜しい!あと「ふ」さえ引き当てれば、、、
しかし後悔している暇はありません。ひらがなポーカーの勝敗は「面白かったほうが勝ち」です。
この5枚でおもしろワードを完成させなければなりません。
また頭フル回転で導き出した言葉は・・
いつも家事に子育てに奮闘してくれている妻に対して、この言葉を贈るのはためらいもありましたが、勝負の世界に甘えは許されません。栗ようかん食べたいし。
ちなみに濁点は、「˝」が印字されている透明なカードを上にのせます。
この辺も本当に良く考えられています。
対する妻の手札は・・・
ふ、深い、、、
ドアのことなのか・・・はたまた恋愛の極意なのか・・・妻は何も語りませんが、にじみ出る奥深さに「のんきづま」など霞んでしまいました。これは完敗です。
2回戦
あと1敗したら栗ようかんは妻のものになってしまいます。もう後がありません。
緊張の手札オープン!
「か」「ん」「や」「お」「W」
オフィシャルサイトで「笑いを誘発する」との評価を受けている草カード「W」を引き当てました!
これは心強い。残った4文字でどう「W」につなげていくか考えなければなりません。
頭に浮かんだのは・・・
「や」「か」「ん」「●」「W」
●には「た(だ)」でも「て」でも何かWに繋がるワードが来ればと良いと考え、1枚チェンジ。
結果は・・・
また「W」来た!!
笑いを誘発する公式お墨付きカードが2枚となれば負けるはずがありません。
やかんWW
でFINISHし、妻の手札を待ちます。
そして妻の手札オープン!
いそかよW
なぜそっちにも「W」が!
ただ、こちらは文字通りダブルで妻はシングル・・・
「いそかよ」も意味が良くわからない・・・・
これは私の勝利かと思いましたが、
今回は妻が「焼津(静岡県の港町)の人が山梨に旅行に行ったのに料理が海鮮料理だった時のツッコミ」とナレーションを入れてきました。つまり「いそかよW」は「磯かよW」ということ。
その光景を想像してしまい、ジワジワと効いてくるボディーブローのような笑いに堪え切れず、今回も敗北を認めざるをえませんでした。
遊んでみて思ったこと
実際に遊んでみてわかったことは、頭の回転の早さと豊富なボキャブラリーが必要不可欠であり、なおかつユーモアのセンスや回答から想像を掻き立てるプレゼン力までもが問われる非常に高度でインテリジェントなゲームだということです。
みんなでワイワイ遊ぶのもよいですし、幼児教育の一環として楽しみながら言葉を覚えるのにも役立つのではないかと思います。
まだオフィシャルサイトから購入可能なようですので、興味がある方は是非手に入れましょう!
amazonでも購入可能になりました!
この記事を書いた人
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大学卒業後、バンド活動を経て2003年にアーティスへ入社。
営業兼コンサルタントとして、これまで携わってきたWebサイトは500サイト以上、担当したクライアント数は300社以上にのぼる。
現在は、豊富な経験を活かした提案を行いながら、ソリューション事業部 部長として事業戦略の勘案や後進育成にも取り組んでいる。
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