今さら聞けないシリーズ第2弾 「無料通話アプリ“LINE”の魅力」
皆さんは連絡を取る際LINEを使用していますか。たった数年前まではメールを使用して連絡を取っていましたが、近年LINEという通話アプリができたことによって、老若男女問わず多くの方が使用しています。
多くの人々がより安全に楽しくLINEを使用していただけるように、今回はLINEの魅力や気を付けておくことについて紹介していきます。
LINEとは?何ができるの?
LINEとは無料でトーク(チャット)や通話を楽しめるコミュニケーションツールとして広く認知されていますが、その他にも音楽やゲーム等の関連のサービスを楽しむことができるアプリケーションです。
LINEが公開している資料によりますと、2018年3月末時点の国内月間アクティブユーザー数は7,500万人以上、日本人口の約59%以上をカバーしています。
LINEはインターネットを介してのやり取りを行うため、キャリアやプロバイダーと契約しているデータ通信量の範囲内であれば、通話やチャットに費用がかかりません。スマートフォンだけではなくPCからも利用することが可能で、さまざまなデバイスから使用できる点で幅広いユーザを魅了しています。
それでは、具体的な人気の理由をご紹介していきます。
人気の理由1:豊富な機能
LINEには、トークや通話の他にも、SNSとして情報を発信できたり、企業や団体が公式アカウントを作成できたりと、日常生活における個人利用から、企業や組織におけるマーケティング活用まで、さまざまなシーンで活用できる機能が備わっています。
LINE機能の一例
トーク | LINEのメイン機能で文字での会話ができる。画像・動画・スタンプを送ることや三人以上のコミュニケーションも可能。 |
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通話 | 無料で通話することが可能。通常の音声通話だけでなくビデオ通話・グループ通話もある。 |
タイムラインへの投稿 | 日常や近況を投稿でき、LINEでつながっている友達は閲覧可能。 |
公式アカウントの作成 | 企業やブランドによって運営され、定期的に情報やサービスを発信できる。 |
LINE Pay | 加盟店で買い物や、LINEの友だちへ送金や割り勘ができる。 |
LINE ポイント | ギフト券や商品等にも交換、上記LINEPayを通して現金化もできる。 |
参考:https://line.me/ja/(LINE公式サイト)
人気の理由2:様々な連絡手段
LINEでは、1対1の会話だけではなく、グループトークやグループ通話によって同時に複数人とコミュニケーションをとることが可能です。LINEの友だち同士であれば最大200人まで無料通話を楽しむことができます。この機能を使うことで、大人数の日程調節を効率化できたり、家族間の緊急連絡や日常報告もしやすくなったりという利点があります。
グループトークやグループ通話は、PCでも利用が可能なため、複数人とコミュニケーションを取りながら別の作業を進めることができるという点においても、非常に便利な連絡手段と言えます。
注目すべき最新便利機能 2選
LINEを使用する中で「気づかないうちに新機能がついていた!」「知っていたら必ず使ってしまう!」という経験がよくあります。
そんな便利機能の中でも、特に注目したい2つの最新機能をご紹介します。
日程や重要なメッセージをピン留めできる「アナウンス機能」
アナウンス機能とは対象のメッセージを常にトークルームの上部に表示させておくことができる機能です。集合時間や場所等のメモとして残しておきたい情報をピン留めしておくことで、わざわざトークを遡らなくても確認することが可能になります。
ピン留めした内容は5つまで設定でき、トークルーム内のメンバーにも共有することができます。
送信取り消し機能
LINEを使用している中で皆さんも一度は誤った内容等を相手に送ってしまったことがあるのではないでしょうか。過去にはLINE公式アカウント「LINEチーム」によってこのような調査もされていました。
送信したメッセージを削除できる機能は以前から備わっていましたが、削除できるのは、自分のトーク上のみでした。上記の調査結果ではLINEを誤送した人が83%にも上ります。このような調査を受け、最新バージョンのLINEでは、24時間以内であれば自分のトークだけでなく相手のトークからもメッセージを消すことができる「送信取消」機能が追加されました。
例えばグループ内に本人がいるにもかかわらず、誕生日サプライズの話を送信してしまった時などに役立つ機能です。しかし通知自体の取り消しや対象相手がバージョンの古いLINEを使用している場合の取り消しできないため注意が必要です。
楽しく使用するために気を付けておきたいこと
LINEに限らず、日ごろからよく使うSNSにおいては、身近なところにトラブルの危険性があります。知識をしっかりと身に付けた上で使用することによってトラブルを事前に防ぐことが重要です。皆さんに注意していただきたい点についてお伝えしたいと思います。
LINEでつながりたくない人と勝手につながってしまう危険性
LINEには「友だち自動追加」という機能があります。自身のスマートフォンのアドレス帳に登録されている電話番号と一致するLINEアカウントを自動的に友だち追加するという仕組みです。
一度に複数人の人を友だちに追加できるためLINEを使い始めた時には便利なのですが、LINEでつながりたくない人とも、アドレス帳に電話番号が登録されていることによって自動で追加されてしまいます。アドレス帳には友人だけでなく職場の人や取引先などプライベートでは繋がりたくない人も少なからずいるはずです。
友だちの自動追加機能をオフにする
自動追加機能をオフにすることで勝手に友達追加されることを避けることができます。
「設定」画面にある、「友だち」から「友だち自動追加」をオフ(無効)にすることができます。
「友だち自動追加」・・・
自身のスマートフォンのアドレス帳に登録されている電話番号やメールアドレスをもとに、アドレス帳に登録されている人がLINEユーザだった場合は自動的に「友だち」として追加される機能。
「友だちへの許可を追加」・・・
自動追加をオンにしている他のLINEユーザが、自身の電話番号をスマートフォンのアドレス帳に登録している場合に、相手側のアカウントに友だちとして自動で追加される機能。
さいごに
LINEは2011年6月にリリースされました。
LINEといえば相手が自分のメッセージを確認したかどうかが分かる「既読」表示が有名ですが、2011年3月の東日本大震災を受け、緊急事態で返信ができないときもメッセージを読んだことが相手に伝わるようにという思いを込めて、リリース当初から備え付けられた機能です。このようなLINEの本来の機能意義を十分に理解することも大切です。
機能が充実していく半面、それに伴い人間関係などのトラブルも発生していきます。近年ではSNSいじめなども問題視されています。楽しむためのコミュニケーションとしてはもちろんですがこういった活用背景があるということを忘れずにLINEの活用をしていきましょう。
また過度の使用は依存症にも発展しかねます。そのため自分に合った活用をすることでSNS疲れを緩和し、さまざまな人とのコミュニケーションを楽しみましょう!
この記事を書いた人
- 創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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