【Canva Pro】写真の不要な部分を一瞬で消去！Magic Eraser（消しゴムマジック）機能の使い方
前回の記事「Magic Designなど新機能が続々登場！Canva2023年アップデートで追加されたおすすめの新機能10選」で、2023年のCanvaの大型アップデートで追加された新機能をご紹介しました。
今回は、前回の記事の中でご紹介した「Magic Eraser（消しゴムマジック）」の使い方をご紹介します。
Magic Eraserは、Canva Pro限定の機能で、画像から不要な部分を消去できる機能です。
専用の画像編集ソフトは操作が難しい場合がありますが、Magic Eraserは、誰でも簡単に画像の不要な部分を消去できるため、とても便利です。
Canvaの有料プランであるCanva Proでできることや、オススメの機能については、下記の記事で詳しく説明していますので、よろしければこちらをご覧ください。
Magic Eraserの使い方
早速、Magic Eraserの使い方についてご説明します。
1.画像をアップロード
はじめに、編集したい画像をアップロードします。アップロード方法は以下の通りです。
デザイン編集画面から①「アップロード」をクリックし、②「ファイルをアップロード」をクリックします。
すると、ファイル参照画面が開きますので、この画面から任意の画像を選択してアップロードします。
今回は例として、海の画像をアップロードしました。
画像のアップロードが完了すると、「アップロード画像一覧」に表示されます。
2.Magic Eraserを使用
アップロードした画像をクリックまたは、ドラッグしてデザイン作成画面に配置します。
画像をクリックして③「写真を編集」 ④「マジック消しゴム」の順にクリックをします。
3.ブラシサイズを調整
「マジック消しゴム」をクリックすると下記の操作画面に遷移しますので、⑤のスライドバーを左右にスライドして、ブラシサイズを調整します。
ブラシサイズは1～99の間で調整可能で、消去する対象が小さい場合は、ブラシサイズを小さく、対象が大きい場合はブラシのサイズを大きくすると、効率よく作業できます。
4.消去したい対象を塗りつぶす
ブラシサイズの調整後、消去したい対象をドラッグして塗りつぶします。
今回は例として、画像に写りこんでいる船を塗りつぶしました。
5.塗りつぶした範囲が消去される
塗りつぶしが完了したら、マウスから手を離します。
わずか数秒で、下記のように塗りつぶした対象が消去されます。
6.リセットしたい場合
画像を元に戻したい場合は⑥「ツールのリセット」をクリックします。
「ツールのリセット」をクリックすると、画面にポップアップが表示されます。「確認」をクリックすると、元の画像に戻すことができます。
↓
Magic Eraserで消去が難しい画像
Magic Eraser機能は、選択した範囲を消去したあと、AIが消去した範囲の空白部分を予測して画像を生成・合成しています。
あくまでも、消去範囲の背景をAIが予測し補完する機能であるため、以下のような画像は、対象を上手く消去できない場合があります。
消去する対象が大きすぎる
消去する対象が大きすぎる画像は、Magic Eraser機能で上手く消去できませんでした。
画像から犬の消去を試みましたが、黒く影のようなものが残ってしまいました。
背景が複雑な画像
背景が複雑な画像も、上手く消去できませんでした。
画像からパラソルの消去を試みましたが、上手く背景を再現できず、画像の通り一部だけ黒く不自然になってしまいました。
背景がぼかされている画像
一眼レフで撮影したような、背景がぼかしてある画像も上手く消去できませんでした。
電球の消去を試みましたが、こちらも複雑な画像と同様に上手く背景が再現できず、後ろの明かりが不自然に黒っぽくなっています。
まとめ
様々な画像を試してみた結果、消去の対象が小さく、背景がシンプルな画像ほど、上手く機能が動作することがわかりました。
Magic EraserはCanva Pro限定の機能になりますが、誰でも簡単に画像の不要な部分を消去できるためとても便利です。
Canva Pro（有料版）は2024年3月現在、30日間無料で試すことができますので、興味のある方は、ぜひこの機会にお試しください。
この記事を書いた人
- 愛知県出身、自動車関連の工場で品質管理・オペレーター・技術指導員を経験し、働きながらweb制作について学ぶ。約1年間の学習期間を経てアーティスへ入社。現在は、webディレクターとして、大学・病院サイトを中心にディレクション・企画業務に携わっている。
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