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超話題のAIツール ChatGPT のはじめ方(アカウントの作成から活用方法まで解説)

この記事では、ローンチ(リリース)から2ヶ月でユーザ数が1億人に達し、史上最速の急成長アプリケーションソフトと話題のChatGPT(チャットジーピーティー)のアカウントの開設方法から基本的な使い方、活用方法などをお伝えします。

ChatGPTとは

ChatGPTはOpenAI(※1)が開発した、自然言語生成モデルです。
ChatGPTはGPT-3という大型の言語モデルを拡張して作られており、会話や文書生成などの様々なタスクに利用することができます。質問に対する回答や文書のサマリー生成などの機能も持っています。

MBA(経営学修士課程)の最終試験や、ロースクール(法科大学院)の選択式と小論文を組み合わせた試験で合格点を取ったりしたことも話題になりました。

(※1) OpenAIは、人工知能が人類に利益をもたらすことを目的として、2015年に設立されたAIの研究と展開を行う会社です。

ChatGPTのはじめ方

ChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogueにアクセスし、画面左下の「TRY CHATGPT」をクリックします。

すると、白い画面が出てきますので、緑色の「Sign UP」をクリックしてください。

続けてメールアドレスを入力するか、GoogleアカウントまたはMicrosoftアカウントを選択してください。

電話番号を入力する欄が出てきますので、アカウントに紐づける電話番号を入力してください。

電話番号に送られてくるコードを入力し、認証を行います。

認証が完了すると以下のような画面になります。赤枠の部分に質問したい事項を入力し、Enterを押します。

少し時間が経つと以下のように返答が来ます。

あとは人にものを訪ねるようにチャットをするだけです。

ChatGPTの活用方法

ブログの記事を書いてもらう

ChatGPTでは簡単な文章の執筆を行うことが出来ます。例えばこの記事の「ChatGPTとは」の文章は、ChatGPTに手伝ってもらいました。

アイデア出しをしてもらう

下記の例のように、疑問に対して複数のアイデアを出してもらうことが出来ます。基本的に一般論が多く表示されますが、別の視点であったり、思わぬ見落としが見つかったりするかもしれません。

文章を修正してもらう

既存の文章を別の言い回しにしてもらうことも可能です。結果的に良くなるかどうかは置いておいて、別の視点で文章を捉えなおすことが出来ます。

エクセルの関数を書いてもらう

自分で考えると以外と面倒な作業である、エクセルの関数や式の作成もChatGPTに頼むことが出来ます。

(静岡県の市のうち3文字以上の市の数を調べてみました)

また、エクセルの関数だけではなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどの簡単なプログラムも書いてもらえます。

まとめ・注意事項

この記事ではChatGPTの概要、はじめ方、活用事例についてまとめていきました。

これだけは覚えておいて欲しいのですが、ChatGPTが出力する内容は必ずしも正しいものとは限りません。
実際に使った体感としては、間違っていることも少なく無いと感じています。

例えばChatGPTにテトリス(パズルゲーム)のプログラムを書いてもらったのですが、ブロックの当たり判定が存在していなかったり、スタートもクリアも実装されていなかったり、その他細かいバグが複数あったりしたので、結局は手直ししないと満足に動きませんでした。
また、有名な本の出版日や作者について質問したところ、でたらめな回答が来たケースもあります。

さらに一般的ではない情報について確認すると、それっぽいけど全く違う答えが返ってくるケースもあります。
以下はポケットモンスターに登場するキャラクターのステータス(種族値)について確認してみたログです。

ピカチュウは正しく解答できたのに対し、ガブリアスは誤った回答をしております。
※ChatGPTはガブリアスではなくガバイト(ガブリアスの進化前のポケモン)の種族値を参照していたようです(それはそれで凄いのですが…)

上記のようなことが頻繁に起こるので、必ずしも正しい答えとは限らないということを常に認識しておくことが大切です。

しかしながら、AIテクノロジーの進化や普及のスピードには驚異的なものがあります。特にChatGPTは、Googleの検索エンジンの競合になるのでないかと目されています。
私たちが普段、Googleサービスを当たり前に使っているように、ChatGPTが同様の存在になる日もそんなに遠いことでは無いかも知れません。(Googleの検索結果も必ずしも正しいとは限らないですよね)

今回紹介した使い方の他にも、条件を与えて小説を書かせるなど面白い使い方が出来ますので、まずは使ってみることをお勧めします。遊び感覚で十分楽しめるのではないかと思います。

この記事を書いた人

池谷 将太朗
池谷 将太朗ソリューション事業部 営業
2015年にアーティスに入社。
ソリューション事業部の企画・営業担当として、主に静岡県・愛知県内の企業・医療機関・教育機関のホームページリニューアル案件に携わる。2021年からは、ソリューション事業部の社内マーケティング担当を兼任し、リスティング広告の運用も行っている。
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