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【初心者向け】Googleアナリティクス4(GA4)でwebサイトに訪問するユーザーの情報を知ろう!

Googleアナリティクス4(GA4)を使用すると、webサイトやアプリに関する多様なデータを計測でき、戦略の立案や改善に役立てることができます。しかし、取得できる情報が多すぎて、どのデータを見てどのように活用すればよいか分からず、解析を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

まずは、「webサイトに訪問してくれたユーザーの情報」を入手する方法について解説します。どこを見て、どのようなデータを取得できるのかを詳しく説明します。

ユーザーの年齢・性別・地域などを知る

GA4では、ユーザーの年齢や性別、アクセスした地域(ユーザー属性)などを知ることができます。これにより、自身のwebサイトに訪れた人の特徴が分かります。
まずはこのページを見て、webサイトにアクセスするユーザーの全体像をつかみましょう。

ユーザー属性は、GA4の左メニュー【レポート>ユーザー属性>概要】から確認できます。

この画面から分かる情報は下記です。

  • ユーザーアクションが発生した国
  • ユーザーアクションが発生した都市
  • 過去 30 分間にウェブサイトまたはアプリにアクセスしたユーザー数
  • 1分あたりのユーザー数(棒グラフ)
  • ユーザーの性別
  • ユーザーの年齢層
  • ユーザーの言語

ユーザーの流入元を把握する

GA4では、「ユーザーがどこからwebサイトに訪問したのか」を示す「流入元」を知ることができます。流入元は、Google・Yahoo!などの検索エンジンや広告、SNSなどさまざまです。
ユーザーの流入元とボリュームを知ることで、広告での集客が成果につながっているか、別ドメインのサイトからどのくらいアクセスがあるかなど、集客施策の分析をすることができます。

流入元は、GA4の左メニュー【 レポート>集客>トラフィックの獲得】  から確認できます。

主な流入元(チャネル)については下記の通りです。

意味
Organic Search 検索エンジンからの流入
※検索結果に表示される有料広告は除く
  • Googleの検索結果からの流入
  • Yahoo! の検索結果からの流入
  • Firefoxの検索結果からの流入
Direct 直接流入
  • ブラウザにURLを直接入力からの流入
  • ブックマークからの流入
  • QRコードからの流入
Referral 他のwebサイトからの流入
  • 別ドメインのブログ記事からの流入
Paid Search 検索結果に表示される有料広告からの流入
  • リスティング広告
Display webサイトの広告枠に画像とテキスト等で表示される広告からの流入
  • ディスプレイ広告
Organic Social SNSからの流入
  • Facebook記事からの流入
  • X(旧:Twitter)記事からの流入

ユーザーの使用デバイス(スマートフォン、PC、タブレット)を把握する

ユーザーが何のデバイス(スマートフォン、PC、タブレット)でwebサイトを閲覧しているかを確認することができます。
デバイスごとにコンテンツの見え方やユーザーの行動が異なりますので、ユーザーがどんなデバイスで閲覧しているかを知ることはとても重要です。webサイトを更新した際は、使用デバイスが多いもので、視認性やコンバージョンまでの導線を確認してみましょう。

デバイスを確認するには、GA4の左メニュー【レポート>ユーザー>テクノロジー>ユーザーの環境の詳細】を開き、表組左上のプルダウンを開きます。


開いたプルダウンから「デバイスカテゴリ」を選択します

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はGA4でユーザーの情報をもっと深く知るためのチェックすべきポイントをご紹介しました。GA4の画面すべて確認しようとするとかなり膨大な量ですので、まずはアクセスしたユーザーについて知るためにこちらで紹介した内容を確認してみてください。

この記事を書いた人

佐藤 美南
佐藤 美南ソリューション事業部 webディレクター
高校時代に1年間のメキシコ留学経験を経て、関東の大学で国際文化と多言語について学ぶ。アーティスへwebディレクターとして入社後は、webユーザビリティを学びながら大学・病院サイトを始め、コーポレートサイトのディレクション・企画業務に携わっている。
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