IT関連の気になるマスコットを集めてみた(後編)
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IT業界以外の方やエンジニアではない方向けに、有名なものから、ちょっとマイナーなものまで、IT関連のマスコットにつて、前編・後編の2回に分けて紹介してみたいと思います。
本記事は、「IT関連の気になるマスコットを集めてみた(前編)」の続きです。
前編をまだご覧になっていない方は、先にそちらを読んでいただくと、より楽しめるかもしれません。
INDEX
国内ならではの”萌え系”マスコット(ConoHa)
他とは一線を画すこのモダンなマスコットは、GMOが提供するインフラ系のサービスであるConoHaのマスコット(応援団長)「美雲このはちゃん」です。
オフィシャルサイトやブログあったりTwitterをやっていたり、物販していたり・・・力の入れかたがスゴイです。(さすがGMOさん!)
どちらかというと、プログラミング言語のマスコットは控えめですが、ConoHaの場合はキャラクターを前面に出してきていますね!個人的には、機能や価格が競合している場合、魅力的なキャラクターがいるサービスを選びそうです。
「このはモード」というコントロールパネルのデザインを「美雲このは」ちゃんにできる機能にこだわりを感じます。
アーティスでも、ConoHaのVPSを利用していてお世話になっております。
昔と比べて落ち着いたよね(Android)
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引用元:wikipedia
Androidという名称を初めて聞いた時は、AI系のミドルウェアなのかなと本気で思っておりました。
今や知らない人がいないGoogle製のOSです。
このマスコットの名前は、日本では「ドロイドくん」と呼ばれていますが、正式には「Bugdroid(バグロドイド)」です。ずんぐりとした体系とマイルドな表情がそう思わせるのか、良い奴そうなオーラが出ており友達にしたいタイプです。
昨今では有名なドロイドくんですが、実は数年前にご先祖様がいることが分かりました。
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©Dan Morrill
なかなか攻めたデザインだと思いませんか?目や肩あたりの渦巻きのデザインに、狂気すら感じさせます。
まだAndroid OSが一般に公開される前の2007年、社内イベントのプレゼン用にGoogle社員のDan Morrillさんによって作られたそうです。
こんなドロイドくんも、Googleによってモダンに洗練されて落ち着いたようです。
参考サイト:http://japanese.engadget.com/2013/01/06/android-dandroid-google
象だけど象じゃないよ(PHP)
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引用元:wikipedia
PHPは、WEB開発に適したオープンソースのプログラミング言語です。
アーティスでは主にPHPを利用しているのですが、前々から「なぜ象のマスコット?」と疑問に思っていました。
調べた所、以外にもPHPという文字の形が象を横にした時の形に似ているかららしいです。
ん?!
言われてみればPの下に伸びる部分が鼻にみえて、P全体が象の頭に見えないこともないような・・・。
そんな理由からこのマスコットの名前は、象 = elephant ではなく、「elePHPant」という名前になっているようです。
ちなみにですが、PHPを書いていて「この言語・・・象っぽいな~」と思った事は一度もありません。
かわいい・・よね・・・?(Go)
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引用元:golang.org
この辺から個性的になってきます。
なんですかね?この一回見たら忘れられないような生き物は。
Googleが開発したGoというプログラミング言語のマスコットで、名前は「Gopher(ゴーファー)くん」です。
「Gopher」はホリネズミという意味らしく、このマスコットがネズミであることがわかります。
体と比較して手足が小さいので、日常生活が大変そうですね。転んだら自力で起き上がれるのか心配になります。
この魅力的なマスコットをデザインしたRenée Frenchさんは、アメリカでイラストレーターとして活躍されているようです。
Go言語自体は、1つのバイナリファイルを様々な環境で実行できたり、処理の並列化が手軽にできたりすることから、個人的に注目の言語であります。
作者サイト(Renée French):http://reneefrench.blogspot.jp/
エイリアンが来たぞー(LISP)
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引用元:lisperati.com
なんだ!この個性的なデザインは!
カエルの卵やチアシードを連想させる目玉がいっぱい付いていて、鼻らしい手があります。(もう何が何だか分からない・・・)このマスコットはLISPというプログラム言語のものです。
LISPは古い言語でありながらも、現代の多くの言語に影響を与えている言語で、括弧を大量に使用することが特徴です。LISP系統の言語を書いたことがない人にとっては、異星人の技術に見えるという比喩からエイリアンがマスコットになっているらしいです。
他の特徴としては、メタプログラミングが非常に強力で、圧倒的にパワフルな言語です。
このエイリアンは、Lispが持つパワーも強調して表現しているらしいです。
たしかにこのマスコットが持つオーラは計り知れない・・・。
弊社のマスコット
いろんなマスコットをご紹介しましたが、最後に弊社のマスコットについて、勝手ながら紹介させていただきます。
名前はそのまま「アーティスくん」と呼ばれています。
アーティスくんは、弊社の社長の池谷がデザインしたもので、見た人の印象に残るように、人間の顔と社名のアーティス(Artis)の「A」をモチーフにしています。
人間の心理的に誠実さや正直さを伝える色である青色を使い、イラストレーターの筆ツールで何十個か描いた中から表情の良いものを採用したようです。
ところで、今まで紹介したどのマスコットに似ていると思いますか?
個人的には、前編で紹介した、カートゥーン風のJavaか、D言語に似ている気がしますね!特にD言語のマスコットとは、アルファベットの形がキャラになっていて、代表者がデザインしているという類似点から親近感がわきます!
さいごに
ここまで、IT関連の様々なマスコットを紹介してきました。
改めてまとめてみると、デザインの系統が似ているマスコットを発見できたり、それぞれのマスコットを通して背景にある文化や考え方が見えてきたりします。
IT関連以外にもマスコットは無数に存在しますので、気になるマスコットがあれば調べてみると面白いかもしれません。
この記事を書いた人
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- 創造性を最大限に発揮するとともに、インターネットに代表されるITを活用し、みんなの生活が便利で、豊かで、楽しいものになるようなサービスやコンテンツを考え、創り出し提供しています。
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