アーティスという社名の由来ですが、まずロマンが無いところの理由から説明すると、条件として日本語では「あ」、英語表記では「Ａ」で始まる社名にしたいということが前提にありました。

なぜなら、「あ」や「Ａ」で始まる社名であれば、社名一覧などに掲載される場合、上位に表示されることが多くなるからです。
アメリカン航空（American Airlines, Inc.）の航空会社コードが「AA」でアルファベット順で一番上に表示されることにヒントを得て思いつきました。

実際に、NTTの電話帳（タウンページ）を見て「アーティス名刺工房」に名刺作成の依頼をしてくれたおばちゃんからも、「あんたのところは得だよねぇ！ やっぱり一番上から電話するもんね」と言われたこともあります。
また、今では信じられないことですが、初期の頃の Yahoo! JAPAN のカテゴリー検索の結果画面は、上から、ABC順、あいうえお順に掲載されていたのです。
アーティスという名前で得したことが結構あるのではないかと思います。

さて、「あ」で始まる社名でも「アーティス」にした理由ですが、これは芸術（art）と科学（science）の掛け合わせで、「アーティエンス（art ＋ ience）」をさらに短くしたものです。
ビジネスとは事実、数字、根拠といった科学的な裏付けのある事業活動があって成功するものであり、そしてその結果、素晴らしく完成されたビジネスは芸術の領域にもなるのではないかという思いからです。

芸術は人の心を揺り動かし、感動させられる力を持っています。
ビジネスは、人と社会の役に立つことによってのみ成立します。
アーティスという社名の基、ユーザーやお客様、社員、取引先、地域社会に、より良く、素晴らしい影響を与えられる存在として、弛まず研鑽を積んでいきます。

株式会社アーティス
代表取締役　池谷義紀